ようこそ、当院のホームページへお越し下さいました。
どうかひとりで悩まず、当院へご相談ください。
当院は、どんなことでも気軽に相談でき、あなたを受け入れ、あなたの心に寄り添うクリニックでありたいと思っています。
あなたらしさを取り戻すために、一緒に考えていきませんか?
初診の方へ
来院時は必ず保険証をお持ち下さい。
初診のときだけご予約が必要です。ご予約無く来院時、初診枠が一杯のときはその日の診察を受け付けることが出来ません。
また、初診の方の受付は午前10時30分まで、または午後6時までです。
ご予約は電話で承ります。メールやその他の手段では受け付けておりません。
心の病気の基礎知識
心の病気とは
心、あるいは精神という現象は、脳の機能と考えられてています。では、脳の仕組みが完全に解明されれば、ひとの心はわかるようになるのでしょうか。決してわからないでしょう。神経回路の仕組みがわかっても、その回路に書き込まれた記憶内容(エピソード)は、ひとそれぞれです。個人の経験や感情も、誰一人として同一な人はいません。
しかし、現在のおいては、こころの病気、精神疾患の多くの部分は前頭葉の機能の障害であるとの考えが主流です。自我、思考、感情、行動の多くは前頭葉のはたらきによることがわかっています。
心の病気が発症する原因は?
こころの病気がおこる原因には、現代までさまざまな考え方の変遷がありました。
外因・内因・心因の三つに分ける比較的歴史のある考え方や、生物学的・心理学的・社会的の3つの分ける、比較的新しい分類・考え方(バイオーサイコーソーシャルモデル)などがあります。
どちらの考え方でも、それぞれの原因が別々に働くことがありますし、他の要素と一緒に働くこともあります。
ご自身がどのような原因でこころの病気になったかを一つの原因に求めすぎず、まずは診察を受けてみてください。
当クリニックで検査が実施できない内容については、近隣の専門病院・総合病院・他科のクリニック様などに検査に行っていただく場合もあります。
ご心配な点がございましたら、ご来院時にお気軽に医師までご相談ください。
心の病気の治療法
生物学側面 : 薬物療法(薬を使います)
社会学的側面: 環境調整(仕事や学校を休んだりしてもらいます)
心理学的側面: 精神療法(つらさに対する理解を示したり、その人の性格の癖や心理的葛藤に対する働きかけをします)
睡眠薬・抗不安薬について
従来、脳内の神経の抑制作用をもつGABA(γ‐アミノ酪酸)の受容体の一部に結合することで、その働きを強めることにより効果を発揮する薬剤が多く用いられてきました。こうした薬剤は、ベンゾジアゼピン系薬物といわれています。
ベンゾジアゼピン系の薬物の作用として、1.抗不安作用、2.催眠作用、3.筋弛緩作用、4.抗けいれん作用などがあります。
各薬物の特性に応じて、睡眠作用が強いベンゾジアゼピン系薬物が睡眠薬として用いられたり、抗不安作用が強いベンゾジアゼピン系薬物が、各不安障害に用いられることになります。
これらの薬物には、最近、依存や乱用などが問題となることが多くなってきています。
また、このようなベンゾジアゼピン系以外の睡眠薬や抗不安薬も、さまざまなガイドラインにおいて使用することが推奨されてきています。
当クリニックでは、こうした薬物の特性やリスクを十分に説明させていただき、相談の上で処方をさせていただいております。
処方量や、処方日数は法律その他厚生労働省の取り決めにしたがった安全な処方を行っています。
ご心配な点がございましたら、ご来院時にお気軽に医師までご相談ください。