うつ病･うつ状態
うつ病･うつ状態とは
うつ病（大うつ病）
うつ病は、気分の落ち込みが長期間続き、日常生活に大きな支障をきたす病気です。
仕事や家事、趣味などに対して意欲を失い、楽しみを見つけることが難しくなることが特徴です。
心身ともに疲れやすくなり、生活の質が低下するため、早めの対処が必要です。
①～⑨の症状のうち、5～9個の症状が同じ2週間に続けてみられ、そのうちの1つは①または②であるときに「うつ病」と診断します。
大うつ病の場合には、苦痛が強く、人との関わりや職業的な面で困難を感じていることがほとんどです。
①気分が沈む
②興味や意欲がなくなる
③食欲が減退または増進する。
④眠れなかったり、眠りすぎたりする。
⑤動作がゆっくりになったり、イライラしたりする
⑥疲れやすく、気力がわかない。
⑦無価値観や不必要なまでの罪悪感がある。
⑧決断力、思考力が落ちる。
⑨死にたいと思う。
双極性障害
過去、現在において、少なくとも各1つ以上の躁状態とうつ状態があると、双極性障害と判断されます。
①～⑦の症状のうち3つ以上が該当する、気分が異常に高揚し、普段とは異なって活動的となる期間が、少なくとも1週間（躁状態4日間）、ほぼ毎日、1日の大半において持続すると、躁状態と判断されます。
①自己評価が高い
②寝なくても平気
③普段よりおしゃべりになる
④アイデアがたくさん出て、話がまとまらない
⑤集中できない
⑥社会的な目標達成のために動こうとする
⑦買い物や投資がとまらない
症状
うつ病の主な症状には、持続的な意欲低下や自己嫌悪、不眠や過眠、食欲不振、集中力の低下などがあります。また、社会的な活動が減少し、人との関わりが苦痛に感じられることもあります。
日常生活の中で現れやすいサイン
以前楽しんでいた趣味に興味がなくなる
仕事や家事が手につかなくなる
疲れやすくなり、休んでも回復しない
寝つきが悪く、朝早く目が覚める
自分を責めることが多くなる
食欲が減退する、または過食してしまう
些細なことで涙が出る
治療について
うつ病の治療には、カウンセリングや薬物療法があります。専門医との相談を通じて、個々に合った治療計画を立て、回復を目指しましょう。
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診療科目
当院では、専門医が患者さまお一人おひとりに寄り添いながら、最適な治療をご提案します。
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